Snow Leopardが飛ぶ日

Snow Leopardを入れていたドライブが飛びました ( ̄〜 ̄;)
新しいOSを入れてしばらくすると古いOSが飛ぶことが多いようなっていうのは気のせいでしょうかw
久しぶりに復旧作業をしたのでメモに残しておきます

1. まずインストールディスクで起動してディスクユーティリティで修復を試みる

多くのトラブルはこれで修復するのですが今回は駄目でした。こうなるとデータのサルベージが必要となります。

2. マシンの電源を入れて「ポーン」いう音を聞いたらCommand+Sを押しっぱなしにしてシングルモードで起動

シングルモードは通常の起動では途中で電源が切れてしまうような場合でも使えることが多いです。OS Xは起動ディスクに指定されたボリュームに問題があると、fsckで修復を数回試み、それで修復ができなかった場合は自動的にシャットダウンしているように見えます。シングルモードはfsckを行う前にプロンプトが出ているようです。

3. シングルモードのプロンプトが出たら"/sbin/mount -uw /"と打ち込む

これでマウントできれは嬉しいです。ディスクは破損した状態のままですが、とりあえず中のファイルを取り出すことができるようになります。できない場合は市販の修復ツールが必要になるかもしれません(´・ω・`)

4. 必要なファイルで重要度の高いもの(つまりラストバックアップに入っていない新しいファイル)をafpで別のMacに転送します(この状態でmount_afpは使えるのですがmount_smbとかは使えないようです)受側のMacのマシン名が"myMac"共有フォルダの名前が"crashsave"、それに接続するためのユーザー名が"foo"、パスワードが"bar"とすると、こんな具合で接続してcpでコピー

mkdir /Volumes/outlet
mount_afp afp://foo:bar@myMac/crashsave /Volumes/outlet
cp -R hoge /Volumes/outlet/hoge

5. HDがお釈迦になっても泣かなくてすむようになったならば、プロンプトにexitと打ち込んで、そのままMac OS Xを起動させてみます。ボリュームに問題があってもOS X本体が破損していなければ起動することが期待できます。

6. もし起動してもボリュームは壊れたままですから注意しましょう

7. DreamweaverXcodeのように設定を書き出すプログラムから必要な設定を動いているうちに引き出します。

8. 最後の最後にfsckで危険なオプションを使った修復を試みます・・・

9. ┐( ̄ヘ ̄)┌

10. 完全に論理構造が破壊されたので再フォーマット (σ ゚ー゚)σ